【宅浪×京大合格】浪人中のメンタルを保つために実践したこと

浪人 メンタル 保ち方 勉強

Amazonのアソシエイトとして、[丈]は適格販売により収入を得ています。

 こんにちは。丈です。

皆さんは浪人をしていて

浪人しんどいなあ、
このまま辞めるわけにもいかないし、、

と感じたことはありませんか。

僕は何度もありました。
特に宅浪だったこともあり、孤独と不安で押しつぶされそうになったことが何度もありました。

ですが、自分なりに工夫していくことで何とかメンタルを保ち、合格を掴み取ることができました。

今回はそんな僕と同じ悩みを持つ浪人生や受験生の方々に向けて、メンタルの保ち方について
解説していきたいと思います。

✔この記事はこんな方におすすめ

・浪人がきつくてやめたい人
・浪人を乗り越える方法を知りたい人
・浪人のリアルな体験を知りたい人

浪人中にメンタルが崩れやすい理由とは?


浪人 メンタル 保ち方

では、浪人はなぜしんどいのでしょうか。
僕の体験も踏まえつつその原因を考えていきます。

結果がすぐ出ないから、頑張りが実感できない

浪人は「来年の合格」を目指す1年間です

でも、その結果が出るのはずっと先。
頑張っても、努力しても、その成果が見えるのは「数か月に一回ある模試」だけ

ましてやその模試の結果が悪ければ次の模試までその悪い結果を引きずらなければならない

一度いい判定が出ても、次の模試で失敗することもあるし、毎日の積み重ねに意味があるのか不安になってくる。

特に家にこもって勉強していると、誰からも評価されない、褒められない、認められない
この事実に徐々に心が参ってしまいそうになります。


比べたくなくても、他人の生活が目に入る

SNSや周りの話を通じて、大学生になった同級生たちの楽しそうな姿がどうしても目に入ります。
サークル、バイト、飲み会、旅行――。

「見たくないのに、見てしまう」

そして、見たあとに強烈な寂しさと焦りが押し寄せてくる

まるで、自分だけが時間から取り残されているみたいな感覚。

みんなはどんどん前に進んでいくのに、自分だけが足踏みしている。

時計の針が止まったような浪人生活の中で、「この一年は何なんだろう」と思ってしまう瞬間が、何度もありました。

比べたくない、でも比べてしまう。
浪人中のメンタルを削る、もっとも厄介な感情のひとつだったと思います。


孤独な時間が長すぎて、自分の中にこもりすぎる

特に宅浪は、本当に人と話さない
話し相手がいない分、頭の中でずっと自分のことばかり考えるようになります。

「本当にこれでいいのか」「自分は何をやっているんだろう」

答えのない問いが、ぐるぐる回り続ける。

すると、本来考えなくていいことまで深く考えてしまい、メンタルが不安定になる
特に高校時代や過去のことなどを振り返えってもやもや考える時間がかなり多かったですね。

そして何もできていない自分を再認識して自己嫌悪に陥る。

これは僕自身が身をもって感じていたことです。


浪人=失敗というイメージが、さらに自分を追い込む

世の中にはまだ、「浪人=失敗した人」「負け犬」という空気があると思います。

もちろん、実際にはそんな単純な話ではないのですが、浪人している自分が一番それを気にしてしまう。

「1年遅れたらもう終わりなんじゃないか」
「自分はみんなより劣ってるんじゃないか」

そんな思考がいつの間にか自分を追い詰めていたのも、今だからこそわかります。


こんなふうに、浪人生活って本当にメンタルが崩れやすい環境がそろっています。

僕も例外ではなく、ある時期は「もう限界かもしれない」と思うほどでした。
次の章では、そんな僕がどんなふうにしんどさを感じていたか、リアルな体験を本音で書いていきます。

【本音で話す】宅浪中、メンタルが壊れかけた僕の1年間


現役で落ちた春、「もう一度挑戦する」と決めたけれど

現役で京大に落ちたあの日、悔しさと情けなさでしばらく何も考えられませんでした。


合格発表の画面に自分の番号がないのを見た瞬間、「終わった」と思いました。
けれど、それでも諦めきれなかった。次こそは受かってやる、と思って、僕はもう一年挑戦することを決めました。

ただ、予備校には通わず宅浪を選びました。
家計の問題があったので仕方なくのことです。

周りからは散々止めらしたが、今考えればその忠告は間違っていなかったかもしれません。

というのも宅浪は、やり方を誤れば精神的に一番キツい選択肢になりうるからです。

そのことを僕の体験を踏まえてお伝えしていきます。


誰にも会わず、誰にも話さず、ただ机に向かう日々

宅浪は本当に孤独です。朝起きて、顔を洗って、朝食をとって、机に向かって、昼食をとって、また机に向かって、夜ご飯を食べて、寝る。

これを365日、ひたすら繰り返します。友達と笑うこともなければ、誰かにちょっとした悩みを吐き出すこともできない。

時間はあるのに、どこか無機質な生活。

気づけば、一人きりの懲役生活をしているような気分になっていました。

僕の通っていた自習室は個室のタイプだったのですが、その閉塞的な空間に
だんだん気が参ってしまいそうになりました。


SNSで突きつけられる「落ちこぼれ感」

一番キツかったのは、同級生のSNSを見る瞬間でした。

インスタを開けば、大学生になった友達がサークルの写真を楽しそうに投稿している。

飲み会、旅行、文化祭…。画面の向こうでみんな「次の人生に進んでいる」のに、僕だけが取り残されている気がしました

頭では「見なきゃいい」とわかっていても、孤独な心を何かで埋めたくて、つい開いてしまう。

そして、開いたあとは必ず後悔する。

その繰り返しでした。


確証のない夢を追うことの怖さと疲労

宅浪は、がんばっているつもりでも、その成果が見えにくいです。

模試の判定に一喜一憂しては「どうせまたダメなんじゃないか」と思ってしまう。

志望校は変えなかったけれど、心のどこかで「自分には届かないんじゃないか」と思うこともある。

先がまったく見えない不安定な夢に、一年間を捧げる

それはカッコいいかもしれないけれど、現実は重たく、しんどかった。


「このままじゃ壊れる」──自分で生活を変える決意をした日

ある日、ふと気づいたんです。
このままじゃ何かをつかむ前に、自分が折れてしまうと。

成績よりもまず、「生活」や「心の状態」を変えなければいけないと思いました。

机に向かうことだけが努力じゃない。

どうやって1日を生きるか、どうやって自分と向き合うかがもっと大事なんじゃないか。

そこから少しずつ、生活を立て直すようになりました。


そして、1年後。
合格発表の日、画面の中にあった自分の番号を見たときは、ただ涙が出ました。

あのとき「このままじゃダメだ」と思って本当に良かったと、心から思いました。

では、そんな限界寸前の僕が、どうやって宅浪生活を立て直していったのか。
次の章では、僕が実際にやって効果があった「メンタルを保つための工夫」について詳しく書いていきます。


限界から抜け出すために僕がやった4つのこと

ここでは、僕が「このままじゃダメだ」と思ってから、実際に実践してきたことを4つにまとめて紹介します。

どれも大きなことではありません。
でも、これらのことをやることで1年間のメンタルの安定度がかなりかわったと思います。


意識して「息抜き」を予定に入れた

浪人生活をしていると、

時間がたくさんあるから、その分勉強しなくちゃ

だったり、

浪人生なんだから一日中勉強しなきゃ

と思ってしまいがちです。

僕も最初はそうでした。でも、それでどんどん自分を追い詰めてしまったんです

結果として集中力も低い状態で嫌々勉強する。

正直言ってこの状態では効率的に成績を伸ばすことは難しいです
(このことについては以下の勉強への考え方を参照してください。)

そこで僕は、あえて息抜きを勉強計画に取り入れるようにしました。

これは勉強計画にメリハリを持たせて、集中力の向上を図ってのことです。

結果として集中力も高まり、勉強時間が短くなっているのに成績が伸びていきました


毎日少しだけ「自己啓発」に触れた

モチベが下がっているときや、不安で勉強が手につかないとき。
僕は、自己啓発系の本やYouTube動画に頼っていました

自分では立ち直れない日も、他人の言葉に背中を押してもらう。
それって、全然悪いことじゃないと思います。

少しでも「やれるかもしれない」と思えたら、勝ちだと思ってました。

※おすすめの本や動画は、次の章で紹介します。


勉強への考え方を変えた

でも、根本的に自分を変えたのは「勉強そのものの捉え方」でした。

ある勉強法の本に出合ってから、僕は今まで持っていた勉強への考え方を
根本的に変えていくこととなります。

この変化により、精神的に楽になっただけでなく、成績も伸びていきました。
詳しい変化についてはこちら:

また、勉強法の本はこちら。

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悩みは誰かに話すことで軽くなる

これもかなり大事なことです。
本当に限界が近い時、誰かに話すだけで少し心が軽くなるんです。

僕も、家族に話したり、SNSで元同級生に思いをこぼしたりしていました。
「こんなこと話していいのかな」と思っても、話してしまえば大抵、受け止めてもらえます。

だから、今この記事を読んでる人も、もし本当にしんどいなら、僕に相談してください。
X(旧Twitter)やコメント欄でも構いません。

全く見ず知らずの人間にだからこそ話しやすいこともあるかもしれません。

同じ苦しみを味わった人間として、ぜひ相談にのらせてください。


ここまで、僕が宅浪生活の中で実際にやっていた改善策を紹介しました。

特に「自己啓発に触れること」は、僕にとって心の支えになった行動のひとつでした。

次の章では、実際に僕が読んで良かった本・見て元気が出た動画を紹介します。


おすすめの自己啓発

ここでは、おすすめの自己啓発について紹介していきます。

本、動画、アニメなど色々ありますがどれもかなり人生を生きていくうえで
役に立つものばかりなので、ぜひ参考にしてください。

やる気が完全にゼロだったときに、ふとこれらの動画を開いたら“もう一回やってみようかな”って思えたのを今でも覚えています。

ユニグラ(United Gratitude)

 これは海外の著名人の演説をまとめた動画を上げているYoutubeチャンネルです。

僕の前向きでチャレンジングな性格はこのチャンネルで培ったといっても過言ではないです。

中学生の頃に見はじめたこのチャンネル。

あの時は夢も自信も何もなかった。

ただ飽き性で弱虫な自分が嫌いだった
お金のない自分の環境を憎むだけで、何も行動を起こすことはしなかった

だけど、このチャンネルの動画によって、変わる決心ができました

そうして何年か経って、ある程度の実績と自信を作り上げることができました

あの時このチャンネルに出会っていなかったら、、と考えるだけでぞっとします。

僕の人生を変えた動画、ぜひ見てみてください。

- United Gratitude -ユニグラ
United Gratitude(ユニグラ)は、皆さんのモチベーションアップや、 成功、ゴール達成に少しでも役立てるようなコンテンツを毎週配信していきます♪ 株式会社グローバルネットワークホールディングスの一事業として活動しています。

あしたのジョー

 このアニメはもう言うまでもないですね。

僕のブログのタイトルにもなっているほど、大好きなアニメで、
受験期の僕を最も支えたものといってもいいでしょう。

(番外編)自省録

 あとは本についてですが、この本は実は受験が終わってから知った本です。

ですが、受験生時代の自分にぜひ読ませたい本として挙げさせていただいております。

ご存じの方もいるかもしれませんが、マルクスアウレリウスという第16代ローマ皇帝の
書いた、自分の弱さやその克服の過程を書いた本です。

受験生にも共感できる内容もあると思うので是非読んでいただきたい

アバタローさんという方の要約動画がめちゃくちゃお勧めです!!
時間のない方はこれだけでも十分です。


以上が僕の支えになったものになってます。

何か一つでも、見ていただけたら幸いです。

今振り返って、あの時の自分にこう伝えたい

 宅浪を終えてみて、思ったことが色々あります。
ですが、一番強調して伝えたいのは

今辛くても、自分なりに考えて努力し続ければ、最後には何とはなる

ということです。

もちろんなんとなくでとにかく勉強して成績が伸びるほど甘いことはありません。

ですが辛くとも自分なりに改善を繰り返し、ちょっとずつでも一歩ずつ進んでいければ、
何とかなってしまうものです

周りが遊んでいる中、頑張り続けている僕たちは誰よりも輝いている。

そのことを胸に、頑張っていきましょう。

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