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こんにちは、丈です。
皆さんは英語を勉強していて、

うまいこと成績が伸びないなあ~
と思ったことはありませんか?
実は英語の問題を解いていく上では、
知識、理解の抜けのないしっかりした土台
が必要であって、そのうちどこかの要素が欠けてしまうと一気に高得点が難しくなる科目です。
しかし一方で、こうした知識や理解をしっかりと抑えることができれば
安定して得点することのできる科目でもあります。
そんな英語を得点源にするために必要なことを解説していきます。

現役で京都大学に不合格ののちに、勉強法などを改めて、アルバイトなどをしながら自宅浪人をする。一年間の自宅浪人を経て2025年に京都大学に合格。
京大模試学科一位、学部二位を獲得。
筋トレが趣味
英語勉強の枠組み
勉強の流れ
まず英語勉強の基本的な流れを抑えていきましょう。
どの教科にも言えることですが、基本的には
基礎→発展
の流れで勉強していきます。
英語の場合、基礎というのは「単語・文法・構文」の三つの要素で構成されて、
発展というのは「長文、英作等」のことを指します。
ここで、英語の長文や英作文は基本的に単語、文法が知識として頭の中にあって、
なおかつ構文の取り方を理解していれば、極論どんな文章でも読んだり書いたりできます。
言い換えれば、発展は上記の基礎の三要素をうまく駆使して解いていくことになります。
ですので、具体的に勉強の流れを整理していくと、
「単語・文法・構文」を勉強→「長文・英作」を勉強
の流れで勉強していくことになります。
以上より、基本的に基礎的な知識の習得を第一に考える必要があります。
これが「知識・理解の抜けのないしっかりした土台が必要」とお伝えした理由になります。
得点戦略を考える
ある程度問題が解けるようになってきたら、
過去問を見て、得点戦略を考えていく必要があります。
基本的に
高得点が必要な大学→基礎的な知識をしっかり押さえれば解ける問題が多い
得点率が低い大学→かなり発展的な単語、構文が組み込まれていることがある
という分析が可能です。(もちろん大学によるので自分でも分析してみてください)
前者の得点戦略を考えると、
とにかく基礎的な知識を抑えて点を落とさない取り方
が有効になります。ですので、基礎知識を抜けなくマスターしておく必要が出てきます。
後者の得点戦略を考えると、
取れない所はある程度あきらめる。そうすれば必然的に取れる分野で点を落とさないことが必要
気づきましたか?
そう、どんな難易度であれ重要なのはとにかく「基礎を落とさないこと」なのです。
さらに言えば、基礎から少し離れた問題であっても、文脈判断や類推で解いていくことが
必要となってきますが、そのためには結局文章の大まかな流れを理解する必要があります。
それは、基礎をしっかりしていれば十分可能なことです。
ですから、基礎的な知識を抑えてさえいれば合格点にかなり近づくことが可能になります。
基礎の分野別勉強法
単語
まずは単語の勉強についてです。
単語の勉強において一番重要なことは
何回も繰り返し学習する
ことです。
ですので、単語は机に向かってじっくりと勉強するよりは、隙間時間
(移動時間、ごはんの時間など)に勉強するのがベストです。
加えて、文章を読んでいく中で単語帳に載っている単語はその都度意識しながら、
単語帳に載っていない未知の単語についてはノートにまとめていきましょう。
何度見ても覚えられないような単語も同様にノートにまとめましょう。
文法
次は文法についてです。
文法は勉強できる参考書が多くあるので、自分に合った問題集
(できれば問題演習のついたもの)を解いていきます。
ここで重要なのが分厚い文法書も常に傍らに置いておくということです。
細かい部分で分からないことがあれば辞書代わりに引いていきましょう。
そうやって各文法事項に関連する知識に何度も触れていくことで知識が定着していきます。
あとは単語と同じように、問題演習の中で曖昧な部分をその都度確認していきましょう。
僕個人の意見としては、おも英と呼ばれる英作の教科書は文法事項の復習になるので、
これで復習をするのもありだと思います。
英作も文法も学べて一石二鳥です。
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構文
最後は構文についてです。
構文はまず英作文と単語の最低限の知識が必要なので、それらの習得がある程度
終わった段階で始めていきます。
とにかく解釈系の参考書をやりましょう。僕は基礎英文解釈の技術100を使っていました。
個人的にはいきなりこれからスタートしてOKだと思う。
大学受験スーパーゼミ 徹底攻略 基礎英文解釈の技術100 音声オンライン提供版 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略) 単行本
その際にSVOCをふっていくのですが、この時のやり方はPass Laboさんの動画を参考にしていました。
ここでとにかく意識すべきことは
どんな文も結局第五文型に分類可能(省略、倒置などの場合は見分けにくいが)ということ。
なぜSVOCをふるのか考えるとき、構文解釈の本質的な流れとしては
どの文型に当てはまるか考える→未知語の役割(名詞、動詞など)を確定→第五文型に当てはめる
となります。
発展の分野別勉強法
長文
まずは長文読解ですね。
結局は構文の部分でやった文章が組み合わさって多くなっているだけの話なので、
基礎の学習がしっかりとできていれば、内容の理解は可能だと思います。
ここで問題となってくるのが時間との戦いです。
入試本番では短い時間に文章を理解して答えなくてはならない。
ここで練習しておきたいのが、「速読」です。
具体的には、今まではSVOCをふってじっくり読んでいた文章を、徐々にSVOCをふらずに
読めるようにしていくことです。
そうすることで全体の内容を素早く理解していく。
そして、和訳など正確な理解が必要な場面だけはSVOCをふる、
こういった読み方ができるように工夫していきましょう。
後は要約問題が出る大学などに関しては、長文の参考書を一つくらいやってもいいと思います。
(まとめ方などは別に学ぶ必要あり)
英作文
次は英作文についてです。
英作文に限った話では、単語・文法が終わった後でやると、
両者の復習になって良いと思います。
英作でとにかく重要なのは
自分が英語で書ける文章に解釈し直してとにかく簡単に表現する
ことが重要になってきます。
ですから、英作文では構文で学ぶような文章は書いてはいけません。
英作文で書くべき文章はSVOCがはっきりした文法書などに載ってある簡単な文章です。
その意識をもって、なるべく簡単に書けるようにしていきましょう。
このようにして文法書に書かれているような表現を使って書いていけば、
書くという方面から文法事項を確認できるのでめちゃくちゃお勧めです。
リスニング
最後はリスニングについてです。
とにかくリスニングは耳を鳴らすしかないです。
聞き取りさえすれば理解はしやすい文章が多いです。
シャドーイングをしたり、英語のニュースを聞いたり
(Voice of Americaというアプリがおすすめ)
というわけで、以上が英語の勉強法になります!!
やることも覚えることも多くて気が遠くなりますが、コツコツ積み重ねていけば
必ず成果は出ていきます。頑張っていきましょう。

現役で京都大学に不合格ののちに、勉強法などを改めて、アルバイトなどをしながら自宅浪人をする。一年間の自宅浪人を経て2025年に京都大学に合格。
京大模試学科一位、学部二位を獲得。
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