皆さんこんにちは。丈です。
皆さんは自宅浪人を決断するにあたって、

比較的費用が抑えられるのはわかるけど、実際どれくらいお金がかかるのだろうか、、
と疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。
僕も宅浪を始めたとき、一年間にかかる費用を計算したりしてアルバイトなどについても考えていましが、一番重要なのは、実際に宅浪を経験した人から聞くことだったと思います。
そこで、今回は一年間の宅浪生活を経験した僕が宅浪にかかる費用について改めて振り返っていこうと思います。

現役で京都大学に不合格ののちに、勉強法などを改めて、アルバイトなどをしながら自宅浪人をする。一年間の自宅浪人を経て2025年に京都大学に合格。
京大模試学科一位、学部二位を獲得。
筋トレが趣味
宅浪にかかる費用一覧
自習室代・交通費
宅浪をするとなれば、家で勉強することはお勧めできません。
家で勉強していると誘惑が多いうえに、メリハリが失われ
宅浪において必要不可欠な一日の規則正しいスケジュール感を
失ってしまうことになりかねないからです。
よって、有料自習室を借りるか、近くの図書館など学習スペースに通うという選択になります。
ここで、一般的な自習室の値段は一万前後だと思います。
(お近くの有料自習室について調べてみてください)
※ロッカーオプションは絶対に着けるべきです。
毎日重い荷物をもって通うのはストレスでしかない。

自習室によっていろんなオプションがあるから自分の好み、経済状況と相談しながら
いろいろ試行錯誤するのがいい。実際僕も前期後期で自習室を変更したよ。
図書室などに通うなら無料です。しかし、有料自習室がおすすめの理由はかなりあります。
大まかに挙げてみると
・お金を払っているので通うことへの使命感が生まれる。
・勉強にとって最善の環境
・周りは意識の高い学生、受験生ばかり
などがあげれます。
僕個人の意見としては、アルバイトをしてでも有料の自習室を借りるべきだと思います。
この自習室代(一万前後)に加え、交通費がかかってきます。
僕は少し遠めの場所に通っていたのと、宅浪生は学割が効かない(これがかなりきつい)
ので、交通費は一万三千円程度でした。
模試代、受験費
これに追加で、模試代がかかってきます。大体僕が受けた模試としては、
・冠系
東進本レ(7,500)
河合 夏、秋オープン (9300×2)
駿台 夏、秋実戦(9,300×2)
・共テ系
河合 全統 第二回、第三回(8,600×2)
駿ベネ(8,100)
合計 7万くらい
これに各々交通費が千円くらいかかってくるので、八万くらいですね。
※年度によって違います。2025年度基準です。
+α(雑費など)
僕の場合ですが、
美容院(五千)
ジム(三千)
いろいろ(カフェインサプリ、筆記用具など)(五千)
参考書代等
くらいが雑費ですかね。(お弁当は親に作ってもらっていた。)
あとは通信教育(Z〇)などを取るなら、ここに追加でかかってくる感じです。
全体(僕の場合)
僕の場合は、全体としてかかったお金が
自習室代11000(ロッカーオプション付き)
交通費代13000
美容院代 5000
カフェイン 1300
雑費5000
くらいでした。
これでもお菓子を買わなかったり極力外食を食べなかったりを意識していたので、抑えてるほうだと思います。模試代とジム代は親に出してもらっていました。
そして、アルバイトは週20時間を4~8月くらいまでやっていたので、5×8万で40万程。
上記の計算では一か月35000くらいなので、35000×11(4~2月まで)=385000で、差額が15000くらいなので、ぎりぎりこのやり方で行ける感じですね。

比較的安いとはいえかなり費用はかかってくるよね、、
お金の工面について
いくら宅浪とはいえ、有料の自習室に通うと上記に近い値段になるかと思います。
(僕の場合を参考に各自計算してみてください。)
そこで、これほどのお金をどう工面するかについて考えていきたいと思います。
アルバイトをする(決して不可能ではない。)

可能な限り自分で費用を負担しなければいけない、、
という方は、アルバイトをする他ないのではないでしょうか。
もしアルバイトをするとなれば、結構頑張らなければいけません。
かなりの時間と体力が失われます。(宅浪生のアルバイトについて)
「それでもやらなきゃいけない、、、」
そんな方に向けていくつかアドバイスを。
・アルバイトは浪人前半に詰め込むべき。
これは僕の宅浪時の経験に基づいている考え方ですが、アルバイトは
精神的に余裕のある前半のうちに詰め込む(遅くとも秋模試の前までに辞める)
のがベストだと思います。
・体力的にきついバイトなら後に予定がない夜に入れる
バイトの後に勉強はほぼできません。(実体験に基づいてます。)
僕のバイト先はかなりきつかったので頭痛と眠気で勉強どころじゃありませんでした。
以上のように、アルバイトをしながら浪人をすることは正直とてもきついです。
ですが、アルバイトをしたからと言って必ず落ちるというわけではありません。
バイトしながら受かれば、それはそれで最高の経験になり、自信につながります。
やると決めた方は、ぜひ頑張っていきましょう。不可能ではないです。
単発バイト
アルバイトについての話の捕捉にはなりますが、
定期的に単発バイトをしてお金を得るのも戦略の一つです。
即払いのバイト先なら、すぐ現金が手元に入るので、経済的にピンチな方には
おすすめです。
出せる分は出す
全部自分で負担するという極端なやり方ではなく、
ある程度は自分で出して、足りない部分を親に出してもらうというやり方も
効果的です。(僕はジム代と模試代は親に持ってもらっていた。)
このことは次で話しますが、頑張り屋さんの人ほど、
「誰にも頼らず自分ですべてやってしまおう」と考える人が多いと思います。
かくいう僕も、

親に負担をかけるわけにはいかない!全部ひとりでやってやる!
と、考えていた時期がありましたが、バイトだらけの生活を始めてしばらくたってから、

ヤバイ、、このままじゃ時間的にも精神的にも
余裕がなくなって合格が危うくなってしまう
と考えて、諦めて少し親に頼ることを決めました。
誰にも頼らずにやりきるのは素晴らしいことですが、
リスクを考えたうえで、必要ならば頼るのも戦略のうち
です。
以上が、宅浪にかかる費用についてです!
わからない点、不明な点がある方はぜひXやお問い合わせフォームまでご連絡ください。

現役で京都大学に不合格ののちに、勉強法などを改めて、アルバイトなどをしながら自宅浪人をする。一年間の自宅浪人を経て2025年に京都大学に合格。
京大模試学科一位、学部二位を獲得。
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